保管場所と分別

育ち盛りのお子様の世話に奮闘中のお母様、特に外でお仕事をお持ちであれば、とても1日24時間の中で収納云々などと言っている場合では無い現状の中、分刻みで時間と闘い続けておられる事は重々ご理解申し上げます。ですがこの手つかず状態が結果、1つのアクションに無用な時間を費やしてしまう現実を、ぜひ一旦受け入れていただければ幸いです。毎夕帰宅後慌てて取り込まれた、乾いた洗濯物は常に部屋の片隅に山積み状態から、翌朝お子様の登校時間になって靴下が見当たらず、忙しい朝から喧嘩が始まってしまえば、最後はご主人の怒声で最悪な1日のスタート・・・思い当たる方々は少なくありません。

キチンとタンスの引出を準備する必要はありません。たとえば100円ショップで売っている、簡単にくみ上げれば積み重ねられるプラスチック製の万能タイプのボックスを調達から、お子様の背の高さで丁度届く位置にセットしておけば、自身が身に着けるアイテムを自分で整理整頓から、毎朝取り出す習慣をつけさせる上でも効果が期待出来ます。当然日々面積や体積が異なる洗濯物の山も姿を消し、家庭内の居住性アップにも繋がります。収納術なる三文字熟語で目や耳に飛び込んで来るが故、条件反射的に腰が退けてしまう方々もおられますが、このように保管場所と僅かな創意工夫だけで、単なる整理整頓に留まらぬ他のメリットも同時に得られる、実は幅広い部分で有効な「必殺技」なのです。